今現在生えている髪のケアについて考えましょう。
髪の成分はおよそ
- タンパク質 80~90%
- 水分 11~14%
- 脂質 1~6%
- メラニン 3%
- ミネラル 0.6~1%
によって構成されています。
元々は健康だった髪の毛がなぜダメージを受けたのかを知ることが大切です。
ヘアカラー・パーマ・ストレートパーマ・コテ・ブロー
紫外線・汗・海水・プールの塩素
ダメージも避けられるものなら避けたいけれど、そうは中々できないのも現代生活です。
だからこそ、ライフスタイルにあったケア方法を知って頂くことが大切です。
今生えている髪のダメージの基本は
① キューティクルの損傷
② キューティクルの損傷によるコルテックスからの流出
③ カラーなど、薬害によるダメージの蓄積
④ 紫外線によるメラニンの損傷
⑤ 物理的ダメージによる刺激
そして、髪の構造ともう一つ大切なことが「髪の性質」です。
髪は、弱酸性(Ph4.5~5.5)の領域で安定します。
アルカリに傾くとキューティクルが損傷を受けます。
(カラー剤やパーマ剤のアルカリが残留することがおもな原因です)
そして、髪は肌と違い『自己治癒能力がありません』
1度ダメージを受けると、ケア(お手入れ)無しではダメージが進行します。
現状を良くする方法は3つ!
① 髪が安定する弱酸性を保つ
② 薬害を蓄積させない
③ ダメージの原因に合わせた効果的なケアをする
①、②はサロンが最低限する仕事
③がサロンとホームケアでやること
【サロンとお客様の2人3脚が大切です】
この条件でヘアケアをすれば、今より一層美しくなれます。
だからこそ、
ご自身にあったヘアケア方法を見つけて頂ければ幸いです。